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神戸製鋼、高機能抗めっき利用技術を確立 ...
 5日、神戸製鋼所と静岡県産技術研究所富士養鱒場は、サケ科類養殖設備における材の衛生管を目的として、神戸製鋼が開発した抗めっき「KENIFINE(ケニファイン)」を利用する技術を確立したと発表した。これにより、卵や用の消毒に使われていたの使用量を低減し、比較的安価での衛生管を可能とした。同技術は、山梨県の民間業者(緑養場)ほか、静岡県下の複数の民間養場においても導入されており、昨年秋からは養殖の出荷が始まっている。

 同技術は、長い間一般的に使われていたミズカビ防除材である「マラカイトグリーン」が薬事法定により2005年8より使用禁止となるのを受けて、その代替技術候補として2004年から共同研究を開始し、実証試験を行ってきたもの。2005年8以降は、「パイセス」などが卵消毒用の産用として用いられているが、の安全性に対する消費者の関心が高まっていることなどから、出来るだけを使わず低コストに抑えたい養殖業界の要望に応える形で、同技術の導入が実現した。

 神戸製鋼は、静岡県内の養場などでの2年半にわたる実地検証などを経て、同技術の特性、体への安全性、ケニファイン材の消毒手段などの確認を済ませ、民間養場の卵管設備における同技術利用に際してのガイドライン・適用マニュアルの整備を完了。また、神戸製鋼グループの神鋼鋼線工業及びその子会社の神鋼鋼線ステンレスでは、実際に養殖設備で使われる孵化盆ネット向け抗網用として、ケニファインめっきを施したステンレス鋼線の製造を開始。これまでの製網後めっきでは、鋼線交差部分の皮膜形成が難しく、の温床になっていたが、めっき鋼線を網織りすることで、この問題を解決した。

 神戸製鋼は、今後、静岡県周辺に限らず、全国規模での同技術の導入普及を目指すとともに、淡だけでなく、での養殖についても適用拡大を図って方針。

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